本サイトでは、ビジンプロ®錠を服用される患者さんやそのご家族の方々へ、
服用方法や副作用などに関する情報を提供しています。

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注意が必要な副作用

以下の副作用にご注意ください。

皮膚症状

写真のようにニキビのような吹き出物(ざ瘡様皮膚炎そうようひふえん)ができたり、ビジンプロに対するアレルギー症状として、広範囲の皮膚が赤く腫れる、まぶたが開けづらいなどの症状とともに、高熱が出ることもあります。

皮膚症状1

皮膚症状2がん研究会有明病院 皮膚科
副医長 西澤 綾 先生 ご提供

主な症状

ざ瘡様皮膚炎、ぶつぶつが出る(発疹ほっしん)、皮膚が赤くなる(紅斑こうはん)、皮膚がはがれる(剥離はくり)、皮膚の乾燥、かゆみ・痛みがある

治療

ステロイド剤・抗菌薬・かゆみ止め

●飲み薬と塗り薬があります。担当医の指示に従って、使用してください。

保湿

使用する保湿剤
  • ●担当医から処方された保湿剤を使用してください。
  • ●自分で購入する場合は香料やアルコールが入っていない、低刺激のものを使用してください。
  • ●ビジンプロによる治療中は皮膚の保湿機能が弱まり、刺激に敏感な状態になっています。低刺激の保湿剤をからだ全体に塗りましょう。
  • ●部位や時間帯、季節によって軟膏、クリーム、ローションを使い分けましょう。

使用する保湿剤

保湿剤の塗り方
  • ●乾燥する部分や指先は1日に数回、こまめにお手入れしましょう。
  • ●入浴、洗顔、手洗い後は、すぐに保湿剤を塗りましょう。
  • ●清潔な指や手のひらに取ってから、患部に塗りましょう。

保湿剤の塗り方

乾燥しやすい場所

自分で背中に塗る方法

日常生活での対策

清潔にしておく

●入浴(シャワー)は毎日しましょう。

石鹸の泡立て
  • ●患部の清潔を保つことが重要です。十分に泡立てた石鹸でやさしく洗浄し、よく洗い流してください。
  • ●泡立て用のネットを使用したり、泡タイプの石鹸を使用したりすると、便利です。

石鹸の泡立て

洗浄時
  • ●赤く腫れた部位も、よく洗ってください。清潔を保つとともに、冷やすことで痛みも軽減します。

刺激を避ける

入浴時
  • ●入浴のときは、37〜39℃のぬるめのお湯にしましょう。
  • ●ナイロンタオルは角質層を傷つけるので、手のひらややわらかいタオルの使用がおすすめです。
  • ●水分を拭き取るときには、こすらず、やわらかいタオルで押さえましょう。
家事
  • ●洗い物や拭き掃除を行うときはゴム手袋をつけましょう。
外出時の注意点
  • ●外出時は長袖の衣服、帽子、手袋、日傘 などで紫外線対策をしましょう。
  • ●肌が出ている部分には、低刺激性の日焼け止め(SPF30以上、PA++以上、紫外線吸収剤フリー、ケミカルフリー) を塗りましょう。
  • ●衣服は締め付けるものや刺激のある素材を避け、綿素材などでゆったりとしたものを身につけましょう。
  • ●靴はハイヒールや革靴などは避けましょう。底に凹凸のあるサンダルもおすすめできません。

紫外線対策をしましょう。

靴はハイヒールや革靴などは避けましょう。

ムダ毛の処理
  • ●毛をそるときは、カミソリではなく、電気シェーバーを使ってください。
  • ●ひげをそるときは、温かいタオルを事前にあてて、やわらかくしておくことも有効です。

ムダ毛の処理

こんなときは担当医にすぐ連絡を

  • 治療を行っても、症状が改善しない。
  • 皮膚の症状によって、生活に支障が出ている。

濱口恵子 他:がん看護ビジュアルナーシング. p119-123, 学研メディカル秀潤社, 2015
山本有紀 他. 臨床医薬 32(12): 941, 2016

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